【画像でわかる】給与明細の見方|サンプル付きで丁寧に解説

給与明細は、毎月の収入や控除額を確認する大切な書類ですが、初めて見ると「どこをどう見ればいいの?」と迷ってしまうことも。この記事では、サンプル画像付きで給与明細の各項目をわかりやすく解説します。

給与明細サンプル画像(例)

以下は一般的な給与明細のサンプルです(※実際の企業によってフォーマットは異なります)。

▲ 一般的な給与明細の例

この画像を元に、主な項目を順番に解説していきます。

① 支給項目の見方

  • 基本給:毎月固定で支払われる給料の中心。会社との雇用契約で定められた金額です。
  • 時間外手当(残業手当):残業や深夜勤務、休日出勤に対して支払われる手当。
  • 通勤手当:自宅から職場までの交通費。上限がある場合も。
  • 各種手当:住宅手当、役職手当、資格手当など、会社ごとの制度により支給。

② 控除項目の見方

  • 健康保険:医療費の補助などに使われる公的保険。
  • 厚生年金保険:将来の年金受給のために支払う保険料。
  • 雇用保険:失業時の給付や再就職支援に活用されます。
  • 所得税:給与に対してかかる国税。扶養の有無などで金額が変わります。
  • 住民税:前年の所得に基づき翌年6月から徴収される地方税。

③ 差引支給額(手取り)の見方

「支給合計」から「控除合計」を差し引いた金額が「差引支給額」、つまり手取りです。銀行口座に振り込まれる金額はこちらになります。

例) 支給合計:250,000円 控除合計:50,000円 差引支給額:200,000円(=手取り)

④ その他の欄の読み方

  • 勤怠情報:勤務日数・労働時間・残業時間など
  • 有給残日数:未使用の有給休暇の残数
  • 支給日:実際に振り込まれる日付

給与明細はスマホで保存しておこう

最近ではWeb明細やPDFでの配布が主流です。スマホで保存したり、クラウドにアップしておくと後で困りません。
また、確定申告・転職・ローン審査の際に必要となる場合もあるので、毎月しっかり確認・保存しておきましょう。

まとめ:画像を見ながら毎月チェックするクセをつけよう

給与明細は自分の収入と支出のバランスを確認する大切なツールです。最初は難しく感じるかもしれませんが、画像付きで理解すればすぐ慣れます。


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